いきなり私事で恐縮ですが、ひとつ歳をとりました。
歳をとるのはうれしくないお年頃ですが、
お祝いしてもらえるのはいくつになってもありがたいです。
そんなことを書いていたら、"私のカバンにはまだ若干の余裕がございます!"と差し入れをねだる現役のこん平師匠を思い出しましたさて、もうかなり前の話になりますが、
学生時代洋裁、特に洋服を作るのにはまってました。
周りの学生がサークルで華やかなキャンパスライフをエンジョイする中
←死語だらけ奥様やOLさんに混ざってカルチャースクールで洋裁を習い
当時の洋裁指南書"装苑別冊"に載っている
原型から型紙を起こすような精度の高いオサレ服を
作りまくってた時期がありました。
そんな私の当時の行きつけスポットはもちろん
ユザワヤさんあるいはコットンフィールドさん@どっちも吉祥寺
あとは、まとまった時間が取れれば日暮里にも足を伸ばしてました
↑当時は新宿は苦手だったので、オカダヤさんにはほとんど行かなかったですそのときの服はほとんど残ってないのですが、
どうしても思い入れがあって手放せないのが
ゴブラン織りの生地で作ったコートと、余り布で作ったミニバッグです。
ちょうど初秋でコート作ってみたいぞって気分になって、
いつものごとく吉祥寺に行って布を物色したところ
コットンフィールドさんの奥でこの生地を発見!
本来ならゴブラン織りはインテリア用の生地。
コートにする生地ではないため買うまでに2時間ぐらい迷ったのですが、
"この生地で作ったコートを着たところで誰に迷惑をかけるわけじゃない!"
と思い切って購入!
教室の先生や他の生徒さんに驚かれながらも、
完成したときにはちゃんとしたコートになっていてさらに驚かれました。
しかもまたまた驚いたのが、もう少しで完成間近!といったところで
ファッション誌に同じ柄のコートが載っていたこと!!
これは負けられないと急いで仕上げたのもいい思い出です。
そんな思い入れのあるコートですが、
毛玉も目立ち袖口あたりがすれてきてるのと
もうすぐ引越しというのとで
非常に名残惜しいのですが、古布回収に出すことに決めまして。
↑のように写真を撮り、紐で束ねて、
こうやってブログに思い出をつづったところで…
なんということでしょう!
ブログにつづっていたら急に手放したらいけない気持ちになってしまいました!!
というわけで、今回は回収に出すのやめになりました。
この調子だと引越し先に持っていくの決定になりそうです
ついでに、棺桶まで一緒だったりして(´д`ゞ